
暮らしに合わせた配置計画
こんにちは、プランナーの小松です。
「ここにコンセントがあればよかった…」
家づくりの中でも、意外と多いのがコンセントの配置に関する後悔です。
間取りや内装に比べて軽視されがちですが、コンセントの位置や数は毎日の暮らしやすさに直結します。
家が完成してから「延長コードだらけ」にならないためにも、計画の段階でしっかり考えておきたいポイントです。
よくある失敗例
・ダイニングにホットプレート用のコンセントがなくて不便
・掃除機をかけるたびに遠くのコンセントから延長コードを引っ張る
・キッチン家電の数が想定以上でタコ足配線に
・スマホやタブレットの充電場所が定まらない
・洗面所にヘアアイロンと電動歯ブラシ用の差込口が足りない
暮らしに合わせた配置のコツ
まず大切なのは、「どこで何を使うか」を実際の暮らしをイメージして考えることです。
例えばリビングでは、ソファ周辺にスマホ充電用やスタンドライト用のコンセントがあると便利ですし、
ダイニングではホットプレートや電気鍋などの使用を想定してテーブルの近くに配置するのがおすすめ。
キッチンや洗面所のように家電が多い場所では、高さや向きも重要です。
腰の高さに設けることで使い勝手が格段に上がります。
また、将来的にロボット掃除機や電動自転車、EV充電などを検討している方は、
今は使わなくても将来のために設けておくという視点も必要です。
コンセント計画は、「とりあえず各部屋に2カ所ずつ」で済ませる時代ではありません。
家族構成やライフスタイルによって“正解”は異なります。
実際の暮らし方を想像しながら、後悔のないコンセント配置をご検討ください!
<このコラムはプランナーの小松が書きました>
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