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完成後見えなくなるあれこれ – ④ –

完成後見えなくなるあれこれ – ④ –

– 止水板編 –

こんにちは!現場監督の神里です。
完成後見えなくなるあれこれ – 止水板編 -です!!

まず、「止水板」という物を普段なかなか見ないですし、聞かないと思います。
最初の写真の銀色のテープのような物を止水板と言います。
基礎のコンクリートを打設する前に施工し、コンクリートを打つと、もちろん見えなくなってしまいます。

ナンバホームでは基礎を、床部分と立上り部分、2回に分けてコンクリートの打設を行います。
2回に分けて打つと、基礎にどうしても継ぎ目ができてしまします。
その継ぎ目部分からは、水や白ありが進入してくる恐れがあるのです。
もし水が基礎の中に入ってしまうと、カビが発生したり、鉄筋が錆びたりして、構造の強度低下やクラックの発生に繋がります。

そんな水や白ありの進入を防いでくれるのが、「止水板」です!
止水板は、継ぎ目になる部分に施工しなければ意味のないものになってしまいますので、的確な位置(高さ)で施工されているか、しっかり確認を行います。

配筋時に現場にお越しの際には、止水板にも注目して、見学してみてください!

<このコラムは現場監督の神里が書きました>
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