• コラム

粘り強いんです!

粘り強いんです!

お家をしっかりと支えてくれる東白川の桧の柱!

こんにちは、設計部の佐野です。
ナンバホームのお家の構造材には、岐阜県の東白川村で育った桧と杉を使用しています。
東白川村は、桧の成長に理想的な気象条件が整っていて、気温の寒暖の差が激しく、成長にかなりの歳月がかかります。
同じ年月をかけたとして、他よりも大きさがかなり小さくはなるのですが、その分目の詰まった粘りのある強い桧になるのです。
どんなところで、どのような工程を経て、今ここに届くのか!
百聞は一見に如かず!の精神で、今年もフレッシャーズに交じって製材所見学に行って参りました。

山々から切り出された木材たちは、いったん木材市場に集約されます。
今の時期は閑散期ということで少なめでしたが、多いときは前が見えない位山積みにされます。
ある程度大きさをまとめて並べられ、その後彼らが行く先は、こちら
写真向かって右側のローラーに載せられた材木は、白い建物の中を潜り抜けて中央の出口から出てきたときには綺麗にトリミングされておりました!さらには、木の上下を混ざることなく手前を奥に選別されるんです。すごい技術です。
その後
奥の建物の中で、製材が行われ
形が整った材木たちは、木の水分を飛ばすため乾燥機に入れられます。含水率が高いと狂いが出やすいので15%~20%まで水分を減らします。
そして、検品・加工を経て、私たちのもとへ届きます。
製材の途中で出る皮やチップやおがくずなどは、紙の材料になったり畜産などへ利用されており、無駄なく活用されています。

山を管理してくれている人たちがいて、木材を製材してくれている人たちがいて、
何よりも自然が生む恵まれた環境があり、
たくさんの色んな力が集約されて、私たちが作るお家のベースが存在しているということが実感できました。
しっかりと家を支えてくれる東濃桧の柱たちです!