• コラム

木の耐久性のはなし。

木の耐久性のはなし。

日本の家の寿命は何年か?

答えは・・・・・
30年
ほどで立替られるというデータがあります。

随分、短いと思われる方が結構いるのではないでしょうか。
それはなぜか?

そもそも、当時の家が今の生活に合わなくなったとか、
そもそも、耐久性の短いものを使っていたとか、
いろいろな要因が重なっているとは思いますが、決定的な理由は分かりません。

でも、出来るだけ耐久性が長いものを使いたい!と誰もが思うはず。
そこで、木の耐久性についてみてみましょう!

こちらが昭和51年当時の農林省の試験データです。
どのような環境下で試験をしたのかが不明なので

この中で建築材料として使われるのが緑のところです。
これを見ると耐久性が”極小”や”小”のものまで使われていることになります。
ベイツガ、ホワイトウッドがそれにあたります。
どのような環境下で試験を行ったのかは分からないので、
「家に使われる=家の寿命が短くなる」との関係性は分かりませんが・・・

気分的にはやはり、耐久性が強いものを使えるといいですね。
ヒノキ、ベイマツ、スギ。

自分の家はどの材種の柱なのか?どの材種の土台なのか?
建てる前に知っておくとよいですね。

なんば