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結露の仕組みと結露対策

結露の仕組みと結露対策

寒くなってくる季節と言えば…

こんにちは!設計士の中嶋です。
気が付けばもう師走ですね。朝晩はしっかり寒さを感じられる季節になりました。

冬といえば…サッシが結露しやすい時期です。
結露は物体の温度が低下した時、その物体に触れた周辺の空気が冷やされて
露点温度(空気中の水蒸気が水滴になるかならないかの温度のこと)以下になり、
空気中の水蒸気が凝縮されて、水滴に変わる現象のことを指します。

サッシは建物の外壁とは違って、断熱材を施工することが出来ないため
外壁部分と比べてどうしても断熱性能が劣ってしまうので、結露が発生しやすいです。

結露対策としては、以下の対策が有効です◎

・樹脂枠のサッシを使用する
⇒アルミニウム枠のサッシは熱伝導率が大きく、サッシ周辺の熱損失が大きいため
アルミニウムに比べて熱損失の小さい樹脂枠のサッシを使用するのが良いとされています。
・暖房器具を窓下に設ける
⇒暖房時、窓付近の冷たい空気が暖められてから上昇し、室内に自然対流が生じるため
室内の温度が均一になりやすいです。

寒い冬も少しの工夫で、快適に過ごせるようにしたいですね◎

<このコラムは設計士の中嶋が書きました>
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